ナチュログ管理画面 釣り 釣り 近畿 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2013年04月06日

8号竿完成

4月6日(日)

先日来塗りの作業をしていた8号竿ですが、やっと塗りが完了。結局今回は拭き塗りは8回にしました。10回やろうかと思っていたのですが、色や艶は十分に付いているし、8回というところで週末を迎えたので、他の作業を進めるべく終了しました。

車用のコンパウンドを布地につけて全体を軽く磨きました。穂先はポキッといきかねませんので、慎重に。玉口の中も少しヤスリを入れて、塗りで太った込みとの継ぎがスムーズになるように調整しました。まずは全体の写真から。

8号竿完成

やはり遠目で見ると焼きムラが見えてしまいます。節の周りは矯め作業で何度も火に入れるのでどうしても深く火が入ってしまいます。また、芽の部分は太いからか焼きが入りにくく、すぐ下のくびれた部分は焼きが入りやすいように思います。

近づいて見るとムラがわかりづらいので、少し美しく見えます。まずは元側から。

8号竿完成

そして次に先端側。

8号竿完成

竿尻部のアップ。穂先と穂持ちは底部を黒に塗っています。握りの底部は透色です。

8号竿完成

玉口部&穂先のアップ。

8号竿完成

60gのメタルジグを吊るしてみました。曲線も滑らかで良い感じだと思います。

8号竿完成

本当は、これで完成ではなくて、繋いで仕上げの矯めをしなければいけないのですが、塗りが完了したばかりでまだ熱に弱いので、1~2週間おいて完全に乾燥してから仕上げ矯めはする予定です。また口栓も仮のものをつけています。何度か竿を使うと水分を含むからかどうかわかりませんが、いつもは込みの調整が必要になるので、その時を待って口栓を作る予定です。ということで、仮完成です。

では、最後に8号竿の仕様です。

=======================================

(長さ) (玉口外径) (込み長) (込み元径)
手元(3番) 900 7.7 n/a 9.1
穂持ち(2番) 900 5.0 90 6.5
穂先(1番) 820 0.9 70 4.2

※ 竿長:    900+900+820-(90+70)=2,460(約8.1尺)
※ 込み元径: 手元は握り手の先部分、他は各々の竿尻部から込み長戻った部分
          (差込み完了部)の太さ。
※ 玉口径: 穂先の玉口径は穂先先端部の太さ。
※ 穂先:    数字は塗装前。

=======================================

前回の7号竿(3本継ぎ、7.6尺)とテーパーを比較してみました。ほぼ同じような砲弾型カーブですが、穂持ちの素材が今回の方がすこし強いかもしれません。

8号竿完成

近いうちに試し釣りに行ってみたいと思います。




同じカテゴリー(へら竿)の記事画像
ご無沙汰してます
8号竿試釣
塗りの途中経過
玉口削り
糸止め/握りの塗り
口巻き
同じカテゴリー(へら竿)の記事
 ご無沙汰してます (2013-11-20 20:17)
 8号竿試釣 (2013-04-21 20:22)
 塗りの途中経過 (2013-04-01 18:10)
 玉口削り (2013-03-25 12:20)
 糸止め/握りの塗り (2013-03-22 21:35)
 口巻き (2013-03-21 08:33)

Posted by ラビットパパ at 13:18│Comments(0)へら竿
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
8号竿完成
    コメント(0)