8号竿の製作
2月19日(火)
夏以降休憩していたヘラ釣りも1月末から再開し、11月初旬に完成させた
7号竿を実釣で使ってみると、これがまた思いのほか良い感じです。なので、もう1本そんな竿を作りたくなってきました。今回も使用頻度の高い8尺前後、3本継ぎにします。
さっそく少ない在庫の竹から、なんとか使えそうな手元と穂持ち材を選び、穂先も真竹の割ったものを削って火入れを開始。久しぶりなので、自分の書いた記事やその他参考文献等を読みなおしてスタートしましたが、感覚が鈍っていてなかなかうまくいきません。
とにかく、何とか火入れを開始。まだ4回終了しただけですので、あと数回、完了まで焦がさないように祈るだけです(すでに何カ所か焦がし気味ですが・・・)。焦がすのは一瞬の出来事なんです。「やばい」っと思って、火から離してももう遅い。離した後でも、焦げは一気にひろがります。
火入れが十分でないとすぐに曲がる竿になってしまい使いものになりませんが、しっかり火入れをしようとするとすぐに焦がしてしまいます。この直前で止めるのが実に難しい。まして、全体に同じように深く火入れすることは、到底シロートには無理だと思いますが、少しまだらになりながらもある程度曲がりがでにくい竿ができればと思っています。
火入れさえ何とかなれば、竿が完成したといっていいくらいの感覚です。もちろん、継ぎもとても難しいのですが・・・。握りや塗りなど装飾部分は失敗してもやり直しがきくので、見た目を気にさえしなければ、どうにかなるものです。
まあ、とにかく完成は当分先だとは思いますが、8号竿の製作スタートです。
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