4号竿の検証 PartⅡ

ラビットパパ

2012年08月06日 18:20

8月6日(月)

残念ながら4号竿は折れてしまいましたが、せっかくなので、折れた元竿を検証してみることにしました。

まず、折れたところですが・・・



節の薄くなっていたところにはパテ埋めしていましたが、やはりそこから折れていました。パテ部を除くと、コンマ何ミリという程度の薄さになっていました。今後口径差が十分にない時は、無理して2本仕舞いにするよりも、安全に3本仕舞いにした方がよさそうです。

次に込み口部です。以前から、込み口はうまく削れているのだろうかと不安でしたので、ちょうどよい機会です。半分に割って出来具合を見てみることにしました・・・。



思ったより、なめらかに、そしてきれいに仕上がっていました。一安心です。

込みをあわせてみました・・・。



なかなかぴったりいってました。

4号竿が折れたので、次の6号竿の製作はトラウトロッドではなく、へら竿からスタートすることにしました。ただ、予定していた穂持ちが、節裏が膨れている竹で、どうにも気にいらないので、別の穂持ち用の高野竹に交換することにしました。これは形は良いのですが、新しいので乾燥期間が十分ではなく、火入れに苦労しそうです。穂先の火入れはあと2度ほどで終了。他の元竿と元上はすでに火入れ済みです。次はどんな竿になりますか・・・

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