3号竿完成

ラビットパパ

2012年04月10日 18:17

4月10日(火)

先日より作っていた3号竿ですが・・・

3番「穂持ち下」を節抜きの最中に割るというアクシデントにもめげず、なんとか代わりの竹を探して、最後まで完成できました。

ホームセンターで売っている園芸用の竹で作った、いわゆる園芸竿です。これでも普通に魚は釣れるんです。まずは全体写真。



穂持ち下の3番と手元の4番は竹の表面がかなり荒れていたのと、ヒビらしきものがあったので、中間部分にも糸を巻き「アラ隠し兼補強」としました。

穂持ちの2番は節を削って、その部分は糸を巻き補強、上3/4は黒塗りにしました。穂先は2号竿のものを短く切って流用、ただし込み部分を作る際に竹の表皮を残そうと片側に偏って削ったために、穂持ちに少し傾いて刺さってしまいます。ま、愛嬌です。しばらく使ってみて、まだまだ使えそうな竿だと思ったら、後に穂先を新調します。

次に上部の写真です。



割ってしまった穂持ち下の3番はまっすぐで良い竹だったんでが、なんとか選んだ代わりの竹は、写真の矢印のところで節がずれているのがわかると思います。これは火入れをしてもまっすぐにできないやつなので、仕方ないです。このせいで節も抜けませんので、穂先のみ手元に収納する3本仕舞いになってます。

最後に握り手の写真です。



作り方はこの前の記事で書きましたが、乾漆粉を使ってみました。赤色がもう少しでるはずだったのですが、混ぜる量が少な過ぎて、ほとんどわかりません・・・。あと、籐を巻く時に強化のために下にエポキシボンドを塗ってから巻いたのですが、そのエポキシが籐の隙間に一部入ってしまい、後ほど上から黒うるしを塗っても隙間に色がつかず、まだらになってしまいました・・・。

まだまだ人に見せられるレベルではありませんが、ボチボチと工具も揃ってきたし、竹も集めつつあるので、その内に4号竿も作りたいと思います。ま、その前にタモの柄と竿掛けですが、前回は竿作りの練習も兼ねて、適当に作ってみたので、もう少しましなやつを作りなおしたいと思っています。

竿作り、なかなかおもしろいです。

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