3号竿が・・・

ラビットパパ

2012年03月23日 21:45

3月23日(金)

明日もまた雨で荒れ模様。ここのところ土曜日はずっと荒れ模様なので、全然磯にいけてません。そろそろグレも一旦終了なので、行ってみたかったのですが・・・。

=======================================

さて、この前の祝日の火曜日ですが、日曜に平キリを作ったので、3号竿の製作に実際に使用してみました。

まず♂の込みの方を平ヤスリで削ってはノギスで測りを繰り返して、予定通りのテーパーに仕上げました。平ヤスリは金属用を使っていますが、よく切れるというやつを1500円程度で先日購入しましたが、やはりよく切れるのは、作業がやりやすいです。

そして、次に込み口の製作です。糸巻きはすでに終わっていますので、平キリを使って細いのから順に穴を開けていきました。そして込みの先径と同じ大きさで穴をあけた後は、それより0.2mm大きいもので、4/5の深さまで、さらに0.2mm大きいもので3/5、・・・と段をつけます。最後に棒ヤスリで段差を削り、テーパーがある穴が完成します。最後に込みを差し、調整して完成です。





ここまでほんとスムーズに作業がすすみました。全部を継いでみて、若干の曲がりを火入れして修正。あとは、握り手を作るのと塗りをするだけです。

しかし、ここにきて欲がでました。予定では穂先を4番の中に収め、2番、3番はそのままで3本仕舞いとすことにしていましたが、あまりにスムーズにここまできたので、2番を4番に収め、1番を3番に収める一般的な2本仕舞いにしたくなったのです。そして、3番の節抜きをすることにしました。これも順調に進み、後1節ぬけば終了となりました。・・・が、そこで油断してしまい、強引に力を入れたために、

「バキッ・・・」

ここで落ち着いて節抜き用のキリを抜けば、まだ被害は少なかったのですが、あせってしまいこれまた強引に引き抜いてしまいました。すると再び、

「バキバキッ・・・」

暗がりで作業をしていたのですが、家の中に持って入ってよく見ると、竹にヒビが2箇所も、しかも節を超えてほぼ端から端まで・・・。

これがまだ手元の4番だったら、適当な竹を見つけてやり直せばいいのですが、3番というのは上は2番と、下は4番とサイズをミリ以下の単位で合わせているので、上下両方のサイズに合う同じような太さとテーパーの竹を探すのは無理です。家にあるヘナヘナの竹を何度もみましたが、フィットするものはやはりなし。この3番は小節で特に気に入っていたので、ダメージ大です。

方法は2つ。3番、4番と2本入れ替えるか、割れの入った3番を糸でぐるぐる巻きにして修理するかです。どちらにするか現在、悩み中です。


関連記事