1号竿
1月3日(火)
前回の記事でヘラブナに使った竿ですが、自作第1号ということで、簡単にするために半分は竹、半分はグラスソリッドという2本継ぎのシンプルなものにしました。長さは約8尺(2.4m)。わたしの使用する竹はこんなやつです。
100円ショップやホームセンターで売っている、超安価なやつです・・・。こんな中から極端に節が飛び出てないやつ、適当な太さ、干からびてない竹、などの基準で選定します。そして節から出ていた枝の後を彫刻刀で削り、火入れ(台所のコンロ)して、曲げを直していきます。子供の頃にやった竹ひご飛行機を作る要領です(こちらは太いですけど)。炙り過ぎると突然焦げるので、ゆっくり火入れします。そしてある程度まっすぐになったら、継ぎの口を作ります。
まず、タコ糸などを巻いて補強しておいてから(しないと割れる)、ドリルの刃を手やペンチで挟んで、竹の方をクリクリと回しながらゆっくり削っていきます。ドリルの刃の直径は少しずつ大きくしていきます(根気がいる作業です)。予定の大きさに近づいたら(竹をギリギリまで薄くする感じです)後はヤスリで調整します。込み口が完成したら、タコ糸をはずして、口の方から細めの糸を巻いていきます。
さし込む方は、この穴の大きさにあわせて少しずつテストしながら削っていけばOKです。
次に握り手を作っていきます。新聞紙を切って竹に巻いていきます。ヤスリで形は整えます。意外と簡単にこんな風にできます。
そして、今度は尻側から糸を巻いて行きます。少しかっこよくするために最後の部分はエンジ色の糸を巻きました。
こちらはまだ2回塗りで、磨いていませんが、込み口と穂先です。穂先は120cmのグラスソリッドをマジックで黒に塗り、ウレタン塗装しています。
握り手は中途半端にテカテカですが、あと一度厚めに塗ってから、ヤスリとコンパウンドで磨いて終了予定です。
釣って曲がるとこんな感じになりました。。
グラスソリッドはちょっとやわらかすぎるので、穂先側120cmの半分くらいは細い竹にして先のみグラスにすることを検討中です・・・。すでに第2号竿の仕込みもやっています・・・。おまけに玉枠も・・・。
あ~、明日から仕事です。おまけにいきなり東京じゃ・・・・・・(でも、釣具屋にも行ける・・・)。
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