2012年09月24日
火入れ
9月24日(月)
6号竿が完成した後に竿作りを休憩しているわけではありません。すでに7号竿の火入れ作業を行っています。7~8尺程度の短いものになる予定です。実は先週火入れが完了する予定だったのですが、最後にもう一度と思ってやった火入れで、穂持ちを破裂させてしまいました
。なかなかシャキッとした竹で気にいっていたので、残念です。しかもほぼ中央の節が破裂したので、他の竿への流用もできなさそうです・・・
。別の穂持ちを選んで、それを火入れ中です。
さて、この火入れですが、一歩ずつ前進しているつもりなんですが、とても難しくて、正直どうすればいいのかわからないんです。今までやってきていることを書き留めておきます。
竿作りを始めた頃は、台所のガスコンロで直接竹を炙り、矯め木で曲がりを取っていただけです。「曲がりを取る=火入れ」、そう思ってやってました。焼きムラが激しいことから、次に火を集めるために耐火レンガを二つ買ってきて、それをレンジの上においてやっていました(下写真
)。

これでも焼きムラが結構でることから、火を散らすために焼き網を2重において、その上にレンガを二つ置き火入れをしました。これで焼きムラは少しはましになったのですが、火入れをしたはずの竿が一度使うと簡単に曲がりが出てしまいました。釣行後、修正火入れをしていたのですが、何度でも曲がりがでました。そしてしばらくして竿が折れてしまったのですが、その際に竿を割って中身を見てみると、焼きが入っていないように見えました。表面の火入れも不十分でしたが、中は焼いていないのと同様でした。「火入れは竹繊維を硬化させ、ただの竹からブランクへ変える」・・・つまりわたしのはただの竹だったということです。
中まで火をしっかり通すにはと考えていると、ふと魚は遠赤外線で、中までこんがり焼けるというのを思い出しました。そう言えば、竿作りのプロも七輪が一般的ですが、遠赤外線効果のためなのかもと考えました。そう思ってインターネットで調べていると、竿作りのサイトでも遠赤外線のことを書いている方がいました。七輪を使おうかとも思ったのですが、準備も片付けも大変なので、ガスコンロで何とかならないものかとホームセンターをウロウロしていると・・・。魚焼き網でもセラミック網がついたものが遠赤外線効果と書いてありましたので、「これだ!」と・・・
。

じっくりこんがり焼けているような感じで、好感触でした。・・・が、底に鉄板があるために熱は全体に広がりますが、焼くのにとても時間がかかります。早く焼いてやろうと網に近づけてしまったために、今回の竹を破裂させてしまいました・・・
。「パーン
」、一瞬の出来事です。
さて、火入れの回数ですが、今までは2~3度火入れして、大丈夫そうなら竿を作ってました。以前に読んだサイトなどを読み返していると、矢竹で3~6回程度、高野竹だと8~12回ほど、火入れと書いてありました。だいたい中間値で考えると矢竹5回、高野竹10回です。そこで、火入れをしては風呂場に竹を置いて吸湿させて1~2日置くを繰り返し、曲がらなくなるまで火入れをやってみることにしました(これは6号竿からスタートしました)。
現在は、鉄板付きよりもう少し早く焼けるように、焼き網2枚の間にセラミック網を挟んでやっています。セラミック網は三重にしていますが、遠赤外線効果が多いかどうかは不明です
。

せっかくなので簡単な実験をしてみました
。一本はセラミック網で火入れし、もう一本はガスコンロの直火(網なし)で火入れしてみました。

写真だと少しわかりづらいかもしれませんが、セラミック網は外部も内部も安定して焼けています。直火は直接火があたったところは簡単に焦げてしまいます。中もムラが多く、安定して焼入れをするのは難しいです。ただ、時間はセラミック網がここまで焼くのに10分ほど、直火は3分ほどです。
ということで、竿作りがスタートするまでに(竿作りの一環ではありますが)、最初の火入れに3週間ほど要してしまうようになりました・・・
。7号竿の穂持ちはあと4回ほど火入れが必要なので、仕上がりは当分先です・・・
。
火入れ
7号竿の製作①
7号竿の製作②
7号竿の製作③
7号竿の製作④
7号竿の製作⑤
【追記】3月9日
やはり、下の写真のように網だけでは三重にしても斑になりやすいです。8号竿では鉄板の付いた魚焼き網の上にさらにセラミック網を乗せた真ん中の写真のパターンで火入れしました。コツは、火は弱め、網の上に直接竹を置き、こするように前後させながら回し続けておくと斑も少なく、しかも深く焼けました。
6号竿が完成した後に竿作りを休憩しているわけではありません。すでに7号竿の火入れ作業を行っています。7~8尺程度の短いものになる予定です。実は先週火入れが完了する予定だったのですが、最後にもう一度と思ってやった火入れで、穂持ちを破裂させてしまいました


さて、この火入れですが、一歩ずつ前進しているつもりなんですが、とても難しくて、正直どうすればいいのかわからないんです。今までやってきていることを書き留めておきます。
竿作りを始めた頃は、台所のガスコンロで直接竹を炙り、矯め木で曲がりを取っていただけです。「曲がりを取る=火入れ」、そう思ってやってました。焼きムラが激しいことから、次に火を集めるために耐火レンガを二つ買ってきて、それをレンジの上においてやっていました(下写真


これでも焼きムラが結構でることから、火を散らすために焼き網を2重において、その上にレンガを二つ置き火入れをしました。これで焼きムラは少しはましになったのですが、火入れをしたはずの竿が一度使うと簡単に曲がりが出てしまいました。釣行後、修正火入れをしていたのですが、何度でも曲がりがでました。そしてしばらくして竿が折れてしまったのですが、その際に竿を割って中身を見てみると、焼きが入っていないように見えました。表面の火入れも不十分でしたが、中は焼いていないのと同様でした。「火入れは竹繊維を硬化させ、ただの竹からブランクへ変える」・・・つまりわたしのはただの竹だったということです。
中まで火をしっかり通すにはと考えていると、ふと魚は遠赤外線で、中までこんがり焼けるというのを思い出しました。そう言えば、竿作りのプロも七輪が一般的ですが、遠赤外線効果のためなのかもと考えました。そう思ってインターネットで調べていると、竿作りのサイトでも遠赤外線のことを書いている方がいました。七輪を使おうかとも思ったのですが、準備も片付けも大変なので、ガスコンロで何とかならないものかとホームセンターをウロウロしていると・・・。魚焼き網でもセラミック網がついたものが遠赤外線効果と書いてありましたので、「これだ!」と・・・


じっくりこんがり焼けているような感じで、好感触でした。・・・が、底に鉄板があるために熱は全体に広がりますが、焼くのにとても時間がかかります。早く焼いてやろうと網に近づけてしまったために、今回の竹を破裂させてしまいました・・・


さて、火入れの回数ですが、今までは2~3度火入れして、大丈夫そうなら竿を作ってました。以前に読んだサイトなどを読み返していると、矢竹で3~6回程度、高野竹だと8~12回ほど、火入れと書いてありました。だいたい中間値で考えると矢竹5回、高野竹10回です。そこで、火入れをしては風呂場に竹を置いて吸湿させて1~2日置くを繰り返し、曲がらなくなるまで火入れをやってみることにしました(これは6号竿からスタートしました)。
現在は、鉄板付きよりもう少し早く焼けるように、焼き網2枚の間にセラミック網を挟んでやっています。セラミック網は三重にしていますが、遠赤外線効果が多いかどうかは不明です


せっかくなので簡単な実験をしてみました


写真だと少しわかりづらいかもしれませんが、セラミック網は外部も内部も安定して焼けています。直火は直接火があたったところは簡単に焦げてしまいます。中もムラが多く、安定して焼入れをするのは難しいです。ただ、時間はセラミック網がここまで焼くのに10分ほど、直火は3分ほどです。
ということで、竿作りがスタートするまでに(竿作りの一環ではありますが)、最初の火入れに3週間ほど要してしまうようになりました・・・


火入れ
7号竿の製作①
7号竿の製作②
7号竿の製作③
7号竿の製作④
7号竿の製作⑤
【追記】3月9日
やはり、下の写真のように網だけでは三重にしても斑になりやすいです。8号竿では鉄板の付いた魚焼き網の上にさらにセラミック網を乗せた真ん中の写真のパターンで火入れしました。コツは、火は弱め、網の上に直接竹を置き、こするように前後させながら回し続けておくと斑も少なく、しかも深く焼けました。
Posted by ラビットパパ at 18:07│Comments(0)
│へら竿
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。