2012年07月09日
5号竿完成!
7月9日(月)
やっとこさ5号竿が完成しました
。・・・といっても期間は半月ほど、3度の週末を要しました。塗りの乾燥を待つのは、とっても長時間に感じるんです。まあ、無事に折れることもなく、ここまで育ってくれたので、よかったです
。

穂持ちは、口巻きだけ黒であとは竹肌をそのまま出したかったのですが、3番目の節の芽にクラックらしきものを見つけたので、念のため節を糸で巻いて補強、上の節も同様に糸を巻いて、黒塗りにしました。穂先は基本は黒ですが、継いだ時に少しだけ竹肌の部分が出るように塗っています。こうするとどこから穂先かがはっきりと見え、竿がどこで曲がっているかよくわかるんです。
握り手ですが・・・
。

よく見ると、羽根が入っているんです
。部屋のハタキから、パラッと落ちた羽根を見て、「これだ!」と思い、入れてみましたが、下地の色が濃いので、ほとんど羽根が見えません
。無駄な努力だったかも・・・
。
最初はもっと明るい緑を入れていたんです。

こっちの方がシンプルでよかったという声が聞こえます。だんだん濃くしてしまって・・・
。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」っていうやつでしょうか・・・
。
さて、竿作りですが、5本目になりました。最初の2本は竿とは呼べるようなものではありませんでしたが、3本目は何となく竿らしくなり、4本目からは見た目だけはへら竿っぽくなってきました。しか~し、難しいです・・・
、特に火入れと矯め
。
焦がす直前まで(・・・と本人は思っている)火に入れて、竹をくにゃくにゃにして、矯めていきます(真っ直ぐにしていく)。もちろん、完璧ではありませんが、ほぼ真っ直ぐだなと思って、その後作業をすすめ、塗りをして、ふと竹をみると、元のとおりまではいきませんが、かなり戻しています
。そして再度火入れをして修正、仕上げの時にも竿を繋いでまたまた火入れをして真っ直ぐにします。
そして、釣りに行き、帰って見てみると、また戻しています・・・
。4号竿も徐々にマシにはなっていますが、釣りをして帰る度に火入れと調整をしないといけません
。
最初の火入れは強くできるのですが、その後は塗装がすでにのっているので、強くできません。特にウレタンが塗ってあると、塗装が浮きます。浮いてしまうと胴塗りもやり直しになります。うるし(合成)の方が、まだ熱には強いように思います。フライの丸竹ロッドの製作などをインターネットで見ていると、もう少し弱火で長時間炙っています。こんどそういう方法も試してみます・・・。
さて、明日は4号竿と5号竿の比較をしてみようと思います。課題は「テーパーと調子」です。ではでは・・・
。
やっとこさ5号竿が完成しました



穂持ちは、口巻きだけ黒であとは竹肌をそのまま出したかったのですが、3番目の節の芽にクラックらしきものを見つけたので、念のため節を糸で巻いて補強、上の節も同様に糸を巻いて、黒塗りにしました。穂先は基本は黒ですが、継いだ時に少しだけ竹肌の部分が出るように塗っています。こうするとどこから穂先かがはっきりと見え、竿がどこで曲がっているかよくわかるんです。
握り手ですが・・・


よく見ると、羽根が入っているんです



最初はもっと明るい緑を入れていたんです。

こっちの方がシンプルでよかったという声が聞こえます。だんだん濃くしてしまって・・・


さて、竿作りですが、5本目になりました。最初の2本は竿とは呼べるようなものではありませんでしたが、3本目は何となく竿らしくなり、4本目からは見た目だけはへら竿っぽくなってきました。しか~し、難しいです・・・


焦がす直前まで(・・・と本人は思っている)火に入れて、竹をくにゃくにゃにして、矯めていきます(真っ直ぐにしていく)。もちろん、完璧ではありませんが、ほぼ真っ直ぐだなと思って、その後作業をすすめ、塗りをして、ふと竹をみると、元のとおりまではいきませんが、かなり戻しています

そして、釣りに行き、帰って見てみると、また戻しています・・・


最初の火入れは強くできるのですが、その後は塗装がすでにのっているので、強くできません。特にウレタンが塗ってあると、塗装が浮きます。浮いてしまうと胴塗りもやり直しになります。うるし(合成)の方が、まだ熱には強いように思います。フライの丸竹ロッドの製作などをインターネットで見ていると、もう少し弱火で長時間炙っています。こんどそういう方法も試してみます・・・。
さて、明日は4号竿と5号竿の比較をしてみようと思います。課題は「テーパーと調子」です。ではでは・・・

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